KAMI KARTE

伊邪那岐命(イザナギ)

いざなきのかみ

伊耶那岐神の絵

国と神々を生み、禊で清めた父神

どんな神さま?

日本の国土と神々を生んだ、父なる神さまです。天つ神に命じられ、妻の伊耶那美神とともに天の浮橋に立ち、矛で海をかきまわして最初の島をつくりました。その島に降りて夫婦となり、淡路島をはじめとする島々と、海や山、風や木の神々を次々と生んでいきます。

けれども、火の神を生んだ伊耶那美神は亡くなってしまいます。あきらめきれない伊耶那岐神は、妻をつれもどそうと黄泉の国へ向かいました。「けっして見ないで」という約束をやぶって、かわりはてた妻の姿を見てしまい、おそろしくなって逃げ出します。追ってくる者たちに、髪飾りや櫛、桃の実を投げてふりきり、黄泉比良坂を大きな岩でふさいで、妻と別れの言葉をかわしました。

地上にもどって川で禊をすると、身につけていたものや体から多くの神が生まれ、最後に顔を洗ったとき、天照大御神、月読命、須佐之男命の三柱があらわれました。愛する人を失う悲しみ、とりかえしのつかないあやまち、そこからの清めと新しいはじまり。人の心の深いところをえがいた物語の主人公です。兵庫県淡路島の伊弉諾神宮や、滋賀県の多賀大社にまつられています。

登場する主な神話

  • 国生みと神生み
  • 黄泉の国
  • 三貴子の誕生

解説:記紀の記述と神社の伝承を書き分けています。(日本の神さま365編集部)

基本情報

見出し表記
伊耶那岐神
読み
いざなきのかみ
区分
記紀の神
主な出典
古事記
別名・表記
  • 伊邪那岐命 いざなぎのみこと
    通称(サイト表示)・表記ゆれ
  • 伊弉諾尊 いざなぎのみこと
    日本書紀表記・② 記紀間の対応
図鑑番号
K00062

三柱守護神としての役割

午年の守り本尊・勢至菩薩の主守護神祓う・導く・伝える伊邪那岐命は黄泉から戻り、禊によって穢れを祓います。

関連する神さま

暦に登場する日

縁結びの神さまとして主役をつとめる日4月22日多賀大社 古例大祭伊邪那岐・伊邪那美を祀る多賀大社の、古例大祭(多賀まつり)の日です。