大八島国の七番目に生まれた島
どんな神さま?
大八島国の七番目に生まれた島で、いまの新潟県の佐渡島にあたります。伊耶那岐神と伊耶那美神は、淡路島、四国、隠岐、九州、壱岐、対馬と生み、この島を生んだあと、最後に本州を生みました。日本海にうかぶ、本州などをのぞけば沖縄本島に次いで大きな島です。
名前の「さど」は、「せまい門」、つまりせまい海峡をあらわすとする説があります。ほかの島には、人や神のような別名がつけられていますが、佐度島には別名が記されていません。その理由はわかっていません。『日本書紀』には、隠岐の島と佐渡の島を、ふたごとして生んだとする伝えがあります。日本海にならぶふたつの島を、きょうだいと見たのです。
佐渡は、古くから都と深くむすびついた島でした。日本海を行き来する船の中つぎ地であり、また、都から遠くはなれた島として、多くの人が流されてきました。その人びとが、都の文化を島にもたらし、いまも能の舞台がたくさんのこっています。江戸時代には、金山がさかえて日本じゅうに名を知られました。空を舞うトキの島としても有名です。国生みの物語が、北の海の島までしっかりと数えているのは、この島が昔から国にとって大切だったからでしょう。日本海の荒波にうかぶ、ゆたかな島です。
登場する主な神話
- 国生み
解説:記紀の記述と神社の伝承を書き分けています。(日本の神さま365編集部)
基本情報
- 見出し表記
- 佐度島
- 読み
- さどのしま
- 区分
- 記紀の神
- 主な出典
- 古事記
- 図鑑番号
- K00171
