KAMI KARTE

伊邪那美命(イザナミ)

いざなみのかみ

伊耶那美神の絵

国土と神々を生んだ母神

どんな神さま?

日本の国土と神々を生んだ、母なる女神です。夫の伊耶那岐神とともに、天の浮橋から矛で海をかきまわして島をつくり、そこで夫婦となりました。淡路島、四国、九州、本州などの島々を生み、つづいて海、川、山、野、風、木の神々を生んでいきます。

ところが、火の神・火之迦具土神を生んだとき、大やけどを負ってしまいました。苦しみのなかでも、その体からは鉱山や土、水の神々が生まれます。そしてとうとう亡くなり、黄泉の国へ去りました。むかえに来た夫に、女神は「もう黄泉の国の食べものを食べてしまいました。でも、帰れるよう相談してきます。そのあいだ、けっして私を見ないで」と告げます。けれども夫は約束をやぶり、かわりはてた姿を見て逃げ出しました。

はずかしめられた女神は、怒って夫を追いかけます。黄泉比良坂で大岩をはさんで向かい合い、「あなたの国の人を一日に千人殺しましょう」と告げると、夫は「それなら一日に千五百の産屋を建てよう」と答えました。人が死に、それより多くの人が生まれるわけを語る場面です。命を生みつづけ、その命とひきかえにたおれた母神は、のちに黄泉津大神と呼ばれるようになりました。

登場する主な神話

  • 国生みと神生み
  • 黄泉の国

解説:記紀の記述と神社の伝承を書き分けています。(日本の神さま365編集部)

基本情報

見出し表記
伊耶那美神
読み
いざなみのかみ
区分
記紀の神
主な出典
古事記
別名・表記
  • 伊邪那美命 いざなみのみこと
    通称(サイト表示)・表記ゆれ
  • 伊弉冉尊 いざなみのみこと
    日本書紀表記・② 記紀間の対応
図鑑番号
K00063

三柱守護神としての役割

戌・亥年の守り本尊・阿弥陀如来の主守護神生む・守る・導く伊邪那美命は、国土と多くの神々を生み、さらに黄泉の世界へ至る母神です。

関連する神さま

暦に登場する日

縁結びの神さまとして主役をつとめる日2月2日花の窟のお綱かけ神事伊耶那美神の御陵と伝わる花の窟(三重県)で、お綱かけ神事が行われる日です。