KAMI KARTE

天御虚空豊秋津根別

あまつみそらとよあきづねわけ

天御虚空豊秋津根別の絵

※この解説は、出典の確認を続けています。

大倭豊秋津島のもうひとつの名

どんな神さま?

国生みでいちばん最後に生まれた島、大倭豊秋津島のもうひとつの名前です。大倭豊秋津島は、ふつう本州にあたるとされます。伊耶那岐神と伊耶那美神が生んだ八つの島には、それぞれ人のような別名がつけられていて、本州の別名がこの天御虚空豊秋津根別です。

名前を読みといてみると、「天御虚空」は天の大空、「豊」は豊かさ、「秋津」はとんぼ、または秋の実りをあらわすとされます。大空の下に豊かに広がる、実りの国。そんな意味がこめられた、国ぼめの名前と考えられています。

「秋津」という言葉は、その後も日本をあらわす古い呼び名として使われました。『日本書紀』には、神武天皇が丘にのぼって国を見わたし、山々にかこまれたようすを、つながって飛ぶとんぼにたとえた話があります。とんぼは稲の害虫を食べてくれる虫で、とんぼが飛びかう国は実り豊かな国でした。この名前そのものについての物語は伝えられていませんが、日本という国の古い自画像のような名前です。

登場する主な神話

  • 国生み

解説:記紀の記述と神社の伝承を書き分けています。(日本の神さま365編集部)

基本情報

見出し表記
天御虚空豊秋津根別
読み
あまつみそらとよあきづねわけ
区分
記紀の神
主な出典
古事記
図鑑番号
K00018
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