KAMI KARTE

高龗神

たかおかみのかみ

高龗神の絵

貴船神社にまつられる水と雨の神

どんな神さま?

水と雨をつかさどる、龍の神さまです。京都の貴船神社にまつられています。『日本書紀』の一書によると、伊耶那岐神が火の神を斬ったとき、その体が三つに分かれ、そのひとつから生まれた神です。火の神から、水の神が生まれたことになります。

名前の「おかみ」は、水や雨、雪をつかさどる龍神をさす、古い言葉です。雨かんむりの下に、口を三つならべ、その下に龍と書く、むずかしい字をあてます。「たか」は、高いところ。山の高いところにいて、雲をよび、雨をふらせる龍の神です。谷にいる龍神を「くらおかみ」と呼ぶのにたいして、山の上の龍神が「たかおかみ」。貴船神社では、ふたつは同じ神、としています。

貴船は、京都の町の北、鴨川のみなもとにあたる、山あいの地です。都の人びとにとって、飲み水と、田の水のおおもとをまもる神でした。朝廷は、日でりがつづくと黒い馬を、長雨がやまないと白い馬をささげて、祈ります。やがて、生きた馬のかわりに、板に馬の絵をかいておさめるようになりました。これが、絵馬のはじまりとされています。貴船神社は、全国に二千ほどある水の神の社の、総本宮です。おみくじを水にうかべると文字があらわれる「水占みくじ」も人気です。水のめぐみと、縁むすびの神さまです。

登場する主な神話

  • 火の神を斬る場面(『日本書紀』一書)

解説:記紀の記述と神社の伝承を書き分けています。(日本の神さま365編集部)

基本情報

見出し表記
高龗神
読み
たかおかみのかみ
区分
記紀の神
主な出典
日本書紀(一書)。貴船神社の祭神。水と雨の神
図鑑番号
K00399
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縁結びの神さまとして主役をつとめる日6月1日貴船神社 貴船祭水の神を祀る貴船神社(京都)の例祭、貴船祭の日です。