KAMI KARTE

須佐之男命

すさのおのみこと

須佐之男命の絵

荒ぶる力を、人を救う力へ変えた神

どんな神さま?

あらあらしい力を、人をすくう力へとかえた神さまです。黄泉の国から帰った伊耶那岐神が禊をして、鼻を洗ったときに生まれました。姉の天照大御神、兄の月読命とならぶ三貴子のひとりです。父から海原をおさめるよう命じられましたが、亡き母のいる国へ行きたいと、ひげが胸にとどくまで泣きつづけ、父に追放されてしまいます。

姉に別れをつげようと高天原にのぼると、国をうばいに来たとうたがわれました。うけいで身のあかしを立てたものの、勝ちにおごって田のあぜをこわし、御殿をよごし、機織りの建物に馬を投げこみます。姉は天岩戸にこもり、世界はまっ暗になりました。神々は、須佐之男命のひげと爪を切り、高天原から追いはらいます。

ところが、出雲に降りた須佐之男命は、別人のようにかわります。泣いている老夫婦と娘に出会い、八つの頭をもつ大蛇・八俣遠呂智を、知恵と勇気で退治しました。尾から出てきた剣は、姉にささげます。これが草薙剣です。助けた櫛名田比売を妻とし、須賀の地に宮を建てて、日本でいちばん古い和歌をよみました。京都の八坂神社や埼玉の氷川神社など、全国でまつられ、厄よけの神として信仰されています。

登場する主な神話

  • 三貴子の誕生
  • 天岩戸
  • 八岐大蛇

解説:記紀の記述と神社の伝承を書き分けています。(日本の神さま365編集部)

基本情報

見出し表記
須佐之男命
読み
すさのおのみこと
区分
記紀の神
主な出典
古事記
別名・表記
  • 建速須佐之男命 たけはやすさのおのみこと
    古事記の別表記・① 記紀本文
  • 素戔嗚尊 すさのおのみこと
    日本書紀表記・② 記紀間の対応
図鑑番号
K00195

三柱守護神としての役割

酉年の守り本尊・不動明王の主守護神断つ・守る・鎮める須佐之男命は八岐大蛇を退治し、荒々しい力を邪を退ける力へと転じます。

神さまホスピタルでの配役

No.55 主人公介護利用者支えを受けながら、自らの力を取り戻し、自分らしく生きる

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暦に登場する日

縁結びの神さまとして主役をつとめる日7月17日祇園祭 山鉾巡行八坂神社の祇園祭、山鉾巡行(前祭)の日。八坂神社に祀られる神さまです。