※この解説は、出典の確認を続けています。
熊野本宮大社の中心に祀られる主祭神
どんな神さま?
熊野本宮大社の中心にまつられる神さまです。和歌山県の、深い山のおくにしずまっています。『古事記』や『日本書紀』には、この名前は見えません。熊野本宮大社では、須佐之男命と同じ神としています。
熊野には、本宮、新宮、那智の三つの大きな社があり、あわせて熊野三山と呼ばれます。そのなかでも、本宮は中心となる社で、全国に数千ある熊野神社の総本宮です。名前の「けつみこ」の「け」は、食べもののこととも、木のこととも考えられています。食べものをつかさどる神の御子、あるいは、木の神の御子。須佐之男命は、自分の体の毛から木を生み出し、子どもたちに種をまかせた神です。木のしげる「木の国」熊野の神にふさわしい、と考えられたのでしょう。
平安時代、熊野は、「よみがえりの地」としてあつく信仰されました。天皇や貴族から、ふつうの人びとまで、けわしい山道を何日も歩いて、おまいりします。その行列は、「ありの熊野もうで」と呼ばれました。身分や、男女、病気のあるなしをとわず、だれでも受け入れる。それが熊野の神でした。もとの社は、川の中州にありましたが、明治時代の大水で流され、いまの高台にうつっています。もとの場所には、日本一大きな鳥居が立っています。神の使いは、三本足のからす、八咫烏です。
登場する主な神話
- (記紀の神話には登場しません)
解説:記紀の記述と神社の伝承を書き分けています。(日本の神さま365編集部)
基本情報
- 見出し表記
- 家津美御子大神
- 読み
- けつみみこのおおかみ
- 区分
- 祭祀の神
- 主な出典
- 熊野本宮大社の主祭神。素戔嗚尊と同一とされる
- 図鑑番号
- K00387
祀る主な神社
- 熊野本宮大社 和歌山県公式サイト
