※この解説は、出典の確認を続けています。
関東で兵を挙げ、神田明神に祀られる武将
どんな神さま?
東京の神田明神にまつられる、関東の武将です。神話の神ではなく、平安時代のなかばに生きた、じっさいの人です。桓武天皇の血をひく、平氏の一族に生まれました。いまの茨城県や千葉県のあたりを本拠とする、強い武士です。
はじめは、一族のなかの、土地をめぐるあらそいでした。けれども、たのまれるままに人を助け、たたかいに勝ちすすむうちに、とうとう朝廷の役所をせめ落としてしまいます。こうなっては、もうあとにはひけません。将門は、関東の八つの国を手に入れ、「新皇」、つまり新しい天皇と名のりました。九三九年のことです。都の朝廷は、ふるえあがります。けれども、わずか二か月ほどで、将門は討たれてしまいました。
都にさらされた将門の首は、ふるさとをめざして、空を飛んだ、と伝えられます。力つきて落ちたところが、いまの東京の大手町にある「首塚」だ、といわれています。朝廷からは反逆者とされましたが、関東の人びとは、重い税に苦しむ自分たちの味方になってくれた、強いヒーローとして、将門をしたいつづけました。江戸時代には、江戸の町ぜんたいの守り神となります。二年にいちどの神田祭は、日本を代表する大きなお祭りです。勝負に勝つ神、厄よけの神として、信仰されています。
登場する主な神話
- (記紀の神話には登場しません)
- 平将門の乱
解説:記紀の記述と神社の伝承を書き分けています。(日本の神さま365編集部)
基本情報
- 見出し表記
- 平将門公
- 読み
- たいらのまさかどこう
- 区分
- 人物神
- 主な出典
- 神田明神の祭神の一柱
- 図鑑番号
- K00416
