KAMI KARTE

寒川大明神

さむかわだいみょうじん

寒川大明神の絵

相模国一宮に鎮まる八方除の守護神

どんな神さま?

あらゆる方角からのわざわいをはらう、八方除の神さまです。神奈川県寒川町の、寒川神社にまつられています。寒川比古命と寒川比女命という、男女二柱の神をあわせて、寒川大明神と呼びます。『古事記』や『日本書紀』には、名前が見えません。どんないわれの神なのか、くわしいことは、わかっていないのです。

けれども、とても古くから、あつく信仰されてきました。平安時代の『延喜式』には、とくに格の高い「名神大社」として記されています。相模の国、いまの神奈川県の、一宮です。相模川のほとりにあり、もとは、川の水や、わき水の神だったのではないか、と考えられています。「さむかわ」は、清らかでつめたい水の流れる川、という意味かもしれません。源頼朝や、武田信玄など、多くの武将もおまいりしました。

この神社は、全国でただひとつの「八方除」の守り神として知られています。八方とは、東西南北と、そのあいだの、あわせて八つの方角のこと。昔から、家を建てる、引っこしをする、旅に出る、といったとき、方角のよしあしを気にするならわしがありました。寒川の神は、どの方角から来るわざわいも、はらってくださる、とされます。新しいことをはじめるとき、人生のふしめをむかえたとき、多くの人が、ここで清めをうけます。くらしのすべてを、まもる神さまです。

登場する主な神話

  • (記紀の神話には登場しません)

解説:記紀の記述と神社の伝承を書き分けています。(日本の神さま365編集部)

基本情報

見出し表記
寒川大明神
読み
さむかわだいみょうじん
区分
祭祀の神
主な出典
寒川神社(神奈川)の祭神、寒川比古命・寒川比女命の総称。八方除の神
図鑑番号
K00395

祀る主な神社

暦に登場する日

縁結びの神さまとして主役をつとめる日9月19日寒川神社 宵宮祭八方除で知られる寒川神社(神奈川)の例祭(9月20日)の前日、宵宮祭と流鏑馬神事の日です。